流通加工・物流アウトソーシング先の選び方

アウトソーシング先の選び方等と、いささか僭越ではありますが、流通加工業を営む私どもの目線、そして当社代表を初めとする幹部社員はかつて、大手・中堅企業の物流部門の責任者として従事していたこともあり、実際にアウトソーシングを依頼した経験がございます。依頼する側と依頼される側、双方の経験と目線で、アウトソーシング先のチェック・評価をする主なポイントをいくつかあげさせて頂きます。 

選定時のお役に立てられれば幸いです。

 

アウトソーシング先をチェックするポイントは大きく2つあるかと思います。コストと品質の2点です。コストについては複数社への見積り等で比較は容易にできるかと思いますが、品質を確保するには安全に対する姿勢や対策、依頼内容が各業務の過程、工程にきちんと落とし込みされているか等、なかなか提案段階では分からない部分が多いのが実情です。品質不良はコストでは代替できませんので、コストと品質のバランスが重要となります。一例として下記のような内容を商談の際にご確認されると宜しいかと思います。

要望があった際の対応力

意外と見落としがちかとは思いますが、顧客からのイレギュラーな要望、問題が発生した際の緊急対応などの対応力は大きな差となって現れてくるところでもあります。

情報提供能力、物流改善提案能力

依頼内容を遵守して業務を遂行していくことは当然の事ですが、新規の要望に対しての対応力や、逆に物流・流通のプロであるはずのアウトソーシング先企業から、”こうした方がいい”、”さらなるコスト改善案”等、積極的な提案があるアウトソーシング先企業はポテンシャルも高い企業と言え、お互いwin-winの関係で安心して依頼できる可能性が高いと言えます。

コンプライアンス、機密情報の保護体制

●機密守秘の契約

●個人情報の扱い

●事故報告とその予防対策

必須の事項であり、これを未整備、疎かにしているアウトソーシング先企業は、先々大きな問題が発生する懸念を含んでいます。

問題発生時の対応

●問題発生時の連絡体制が確立されているか

●自社が求める情報の供与が出来る体制か

●システムになっているか

●防止改善策 

問題が起きた際は、まずは問題解決の為の速やかな対応が重要です。そのための動きがきちんと出来る体制であるか(情報の共有化、緊急対応マニュアル)、また改善策の起案・実行が速やかになされるかを確認される事が大切です。

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