代表者あいさつ

ごあいさつ

企業のトップの方、物流・製造部門の責任者の方の中では、「コストダウン」　は常に目先の大きな課題であります。”自社での改善”、”アウトソーシング”。手法や方法は十分理解はしても、実行に移すにあたり様々な障壁があり実行できない、実行しても継続徹底がしきれなかった・・等の難しさを経験されておるかと思います。私自身もかつて企業の物流・製造部門の責任者として従事していた経験から、こうした企業様からのお悩みを聞くと非常に自分の事のように同感する事が多いです。

例えば、単純な繰返し作業等の手作業は、経験、熟練度とスピードが比例します。検品、ラベル貼り、ダイレクトメールの封入、包装作業などは、熟練したパート、内職さんを多く抱える流通加工を行う企業にアウトソーシングすることで確実にコストダウンにつながります。
しかしながら、アウトソーシング化になかなか踏み切れない企業様は多いのではないでしょうか。多くの企業様とのお話の中で外注化に踏み切れない要因として、自社物流の最大の利点である、「小回り」「融通」といった部分、すなわち営業・販売部門との連携に支障が出るのが一番の悩みだと伺います。
私たちは企業様のお悩みが解決できるよう出来るだけ深くお話をお伺いし、可能な限り企業様のご要望をコストを含め解決できるよう努めて参ります。
コストダウンは単に外注化すれば完結ではなく、コストダウンを生み出す自社体制の改革とアウトソーシングをうまく組み合わせる事で、より大きな効果が図れます。私たちは物流・流通のプロとして単なる請負ではなく、企業様のコストダウンのお手伝いが出来る、コンサルタントでありたいと思っております。 また、ＩＴオートメーション化が進む現代社会の中、弊社では「人の手で負う仕事」「人の手にしか出来ない仕事」を取扱っております。
「人の手」の力は無限大で、機械にも負けない柔軟性や、複雑な作業も処理することができます。こうした仕事の核となって担っているのが、パートタイマーさんや内職さん等の力です。包装作業ひとつとっても、美しく見せるための複雑な作業はまさに技術工といえます。こうした”手作業の匠”の皆様の力を生かすことが出来る環境づくりも、私たちの使命であると思っております。

斉藤　克由